2002年度特別賞(小学生部門)〜私たちの惑星

私たちの惑星は、汚染や、不法伐採や、正しくないゴミ処分からおきる問題にずっと悩まされてきた。

ぼくたちは皆、汚染が大問題だということを知っている。なぜなら、大勢の人が汚染が原因でおきた病気、癌とか、下痢とかで死んでいるからだ。工業化は、人間の生活を近代化する長い道のりの中で必要なものだった。でも、汚染を防ぐための対策を何もしなかったため、黒煙や有害な化学物質が空気中に出され、新鮮な空気は有害な大気にかえられてしまった。

水質汚染のせいで、私たちの水の供給は破壊されてしまった。ダイナマイトを使って魚釣をするので、海に住む生物の生活を破壊してしまった。ダイナマイトは魚や他の海洋生物が卵を産み付けるサンゴ礁をだめにしてしまうから。

森の中の木を伐採することも国のいろんなところで見られるもう一つの問題だ。木がなくなると洪水が起きるからです。森林伐採、採掘作業、天災も私たちの大地を壊してきた。

他にもまだ問題がある。どこにでも捨てられているゴミの処分。川や海洋のようなところでさえ人は投げ入れる場所と思っている。これでは魚の数が減る。

環境を保護することは、すべての創造物をこわさないように保護することであり、これは皆の責任である。神は、この美しい世界を守り、保存し、破壊しないために、私たちにこの世界を与えられた。神とこれからの世代に対して、私たちにはこの世界を良い姿に保つ責任がある。

さて、今の世代のものとして、危険が迫っている地球を良くするためにいろいろなことができると私は信じる。明日ではもう遅過ぎるかもしれない。今すぐにでも行動するようにと、私は友達やクラスメートや親戚に訴えよう。

私は市長に、町の道路や通りに沿って木を植えることを許可してもらうようにお願いしよう。木は成長するときに、自動車からの排気ガス,一酸化炭素を吸収し、一方で酸素を空気中に出す。それに街路樹ができれば日陰、特に夏の間、日陰をたくさん作ってくれる。

それから、生徒として、私はクラスメートに空地や裏庭に木を植えるよう勧めよう。マンゴーの果実のように、木には果物がなる。また私たちの家のまわりに木があると空気が涼しい。他の組織にも、カインゲロスによって破壊された森林に木を植える運動をするように言おう。

サングニアン・カバターアン(SK)のメンバーとして、私はこのSKの基金からお金を出してもらって、ゴミの処理場を作ることを提案する。そうすれば、東シナ海に近い私たちの町も今までのようにゴミを川や海や海洋に捨てなくなるだろう。川と海を保存するために、私はSKのメンバーに、ダイナマイトを使って漁をする漁師には罰金を払わせるように説得するつもりだ。

科学クラブで、私は、水路にゴミがないように、水路を見はり、木をそのまわりに植えるというプロジェクトを提案する。そうすれば、川の土手や浜の近くの住人は廃棄物を川や海中に投げられなくなるにちがいない。

そうなんです。一人一人がこのエキサイティングな責任を果すことをすれば、たとえば、木を植えたり、廃棄物を正しく出したり、川や海をゴミから護ったりすれば、私たち現代の若者は、有名な国家の英雄のホセ・ライザル博士によって、「祖国の希望」と呼ばれるだろう。

2002年 特別賞(小学生部門)
フィリピン セイクリッド ハート・ラーニング・センター  6年生 キラ・ジョエル・L.・フェルナンデス