土曜日の午後,私たち家族は外食をすることになった。美味しいごちそうを食べた後,私は歯に食べ物が詰まったのでつまようじを使おうとした。ところが木のつまようじではなく,緑豆の粉で作ったつまようじだった。私は緑のつまようじがすぐ折れてしまうので母に尋ねてみると,飲食店では残飯がたくさん出て,それを動物の飼料に使うのに,木のつまようじが食べ物の中に混ざって動物の体の中に入ると,胃や食道に引っかかり動物が死ぬこともあるため,食べ物と一緒に溶けてしまう緑豆の粉のつまようじを使うと教えてくれた。
考えてみると,私たちはいつも使い捨て用品をたくさん使いながら生活しているようだ。つまようじ,自動販売機の紙コップ,赤ちゃんの紙おむつ,ビニール袋など,私たちの地球をゴミ捨て場にする主犯になり得る。だから地球を破壊し,さらには私たちの大切な未来を奪いもするのだ。
では,私たちは美しく,住み良い地球を作るためにどんな努力をしなくてはならないのだろうか。それで,いろいろ考えてみると,その実践はまず私が,まず私の家族がしなくてはならないと思う。考えてみると私たちの家族は使い捨て用品をできるだけ使わないようにそれぞれ実践しているところだ。
まず,父は会社で個人のコップを使用しているし,母は買い物に行くとき買い物袋を使い,食べ物を保管するときは蓋のある容器に入れておく。また,私と妹はファーストフード店に行かず,お菓子よりは果物やジャガイモ,サツマイモなどをおやつに食べる。
そしてお互いに新しいものを買うよりは譲ってもらったり,大切に使うように努力している。このように使い捨て用品を使わないようにする理由はなんだろうか。まず,使い捨て用品を使いすぎることによって,土で腐っていく時間が掛かりすぎ,ひどい臭いと共にダイオキシンという物質を出し,結局は人間の遺伝子に影響を与えるという事実だ。2番目には地球が温暖化し,氷山が溶けて,地が水に浸かり,多くの農地がなくなり,食料が不足し,結局は私たちの子孫が飢えに苦しむこともありえるということである。3番目には,この豊富な物のために私たちは多くのゴミで病気になったり,美しい自然も見られなくなるのだから,これはどんなに悲しいことだろうか。
だから私たちは使い捨て用品の使用を自制しなくてはならないし,どうしても使わなくてはならないなら,私たちに害を与えず,地球を守れるような使い捨て用品を発明しなくてはならないだろう。
2005年 特別賞(小学生部門)
韓国 小学校4年 李韓妃