2007年度地球こどもクラブ賞(小学生部門)〜地球を救おう

最近の両親の行動に私はわくわくしています。

一つは、両親は買物に行くたびに布バッグを使っているのです。母は私に買物をするよう頼むときに、「ビニール袋はあまり貰わないように、環境保護で頼みますよ!」と言います。母が帰って来る頃には、茶色や緑色のバッグは食料雑貨で一杯になります。
二つ目は、たまった新聞をリサイクル工場に新聞を持って行ってくれるトラック運転手に売ることです。
三つ目は、家の白熱電球をエネルギー効率の良い電球と交換していることです。
四つ目は、家に乾燥機がないのですが、買う予定はありません。母は、乾燥機はエネルギーをすごく使うので、電気代がどーんとはね上がると言います。私は同意しないわけにはいきません。私たちの内で誰かが、洗濯機で洗わないほうがいいような衣類を持っている場合はドライクリーニングにだします。
こんな方法で私たちはお金を節約します、それに私たちの資源も!

皆は私たちの燃料資源が尽きていくということに目覚めなければならないと思います。今はまだ多くの油があるかもしれません、でも、いずれはすべて無くなってしまいます。地球温暖化、天然資源の急速な減少、そして燃料経費の高騰、こういったことから効率的にエネルギーを使うことの重要性は以前にもましてより重要なのです。私たちは、私たちの燃料を、私たちの生活を楽にするためだけの燃料と考えてはいけないのです。私たちがディーゼルや有鉛ガソリンを使えば使うほど、温室効果ガスが多く出て、地球温暖化を起こすのです。これらの話題のすべては繋がっており、関係があります。このことを詳しく調べてみたいと思います。

上記の例は、私の家だけにあてはまる話ですが、までいろんな理由があります。私たちがこれから問題を解決する方法に移る前に、まず一つずつ話をさせてください。

森林伐採。これは言葉どおりです。大量の木が都市開発の場所を確保するために燃やされてしまいます。地面が持っていた栄養分は侵出しますので、肥沃でない土壌になってしまいます。木が燃やされると、大量の二酸化炭素が出るため温室効果につながってしまいます。これは、大気を汚染する二酸化炭素や他のガスが地球の周りにカーテンのように何か層を作っているのです。そうすると、太陽に暖められた地表から熱が上がっていき、「カーテン」がこの熱を反射するのでまた地球へ戻っていき、地球から逃げることができません。このように、世界中の温度が増加する原因になります。

私たちの壊れやすい地球へのもう一つの有害な原因は、「底引き網漁」です。漁師は、海底の上を大きくて重い網で引きます。これの問題なのかとあなたは思うでしょう。さて、そういうことであれば、この行動がまで探査のされてない種、絶滅の危機にある種を滅ぼすのだということをあなたは知るべきでしょう。漁師は、これが深海魚を捕える低コストの方法だ、くらいにしか思っていません。

油やガソリンの燃焼も有害な温室効果ガスを出します。ジャトロファ・カルカス・ナッツと呼ばれるナッツから油をしぼり出す工場が2つシンガポールに建設されることになっていることを最近新聞で読みました。この木は土壌が肥沃でないところでもよく成長するので、ヤシの実から取れる油と比較すると、率の良い選択なのだそうです。これらの2つの工場は、バイオディーゼルを生産します。ナッツ油は車用の燃料に化学的のに変えられていきます。その後の、化石燃料と混ぜ合わせられてガソリンになります。この温室効果の結果が北極で溶けている氷山や台風です。海水の温度が上がると最近のインドネシアやマレーシアで起きた洪水のようなことが起こります。

世界の多くの人々は環境について話すことは時間の浪費くらいにしか思っていません。あるいは、深刻な問題でないと思っているのです。インドでは毎年80,000人に一人が公害病のため死んでいるそうです。完全に環境保護主義な生活をすることは現代の都市生活ではできないでしょうが、そのどれかをやってみたからといってそれほど、困らないと思います。実のところ、私たちがより多くのエネルギーを使うほど、私たちの地球は暖かくなっていっているのですから。

もう一つの事実は、環境保護を実行することは環境に責任を持つことだけでなく、経費の節約にもなるということです。まずは家から始めます。自宅でより少ない電力の解消をすることから出発です。熱帯国の住人は電気を多く消費するドライヤーを使う代わりに、服を外で干して乾かします。また、住居を選ぶときは、エネルギー効率の良い、水の消費効率も良くて、健康的な生活環境を送ることが出来、天然資源の浪費を最小限にする建物を選びましょう。

世界中の政府は、自分たちの惑星を不注意に破壊するような行為を止めさせるキャンペーンを開始すべきです。将来の世代が私たちの考えが足りない、害になる行動の影響を受けるのですから。私たちがこのスピードで温室効果ガスを出し続けるならば、将来の世代は生きていけなくなってしまうかもしれません。まるで地球自身が温暖化についていくのに苦労しているように私には思われます。

あなたは自分の役割として私たちの地球を護ることをしてください。私たちの温室、地球は細い糸にぶらさがっていて、いまにもその糸は切れて宇宙に飛び散っていってしまいそうです。そんなことにならないように私たちの温室、地球を救いましょう。森を元に戻し、より少ないエネルギーを使いましょう。そうすれば、その糸は少しは太くなるでしょうから。

2007年 地球こどもクラブ賞(小学生部門)
シンガポール 小学校6年 ヨン・クイ・ウエン・クリスチン