私は、新聞記事で、サンゴがホワイトシンドロームにかかっていること知りました。
ホワイトシンドロームは、サンゴが白化していって、発症したサンゴのほとんどが一年以内に死んでしまうというサンゴの病気のことです。
海ではサンゴがホワイトシンドロームにかかっています。私達の住んでいる高向では、海はありませんが、川が流れています。石川です。私達は、石川で水質調査をしました。すると、以前よりも、川がよごれている、ということが分かりました。私は、がっかりもしたし、ショックでした。ホワイトシンドロームのことも、川がよごれてきていることも、人ごとではないと思いました。そして、川をきれいにするために、まず、よごれのもとを調べました。よごれのもとは、排水口でした。上流から流れてくる水は、とてもきれいで、A~Bランクでした。それなのに、排水口の近くになると、Cランクくらいと、かなりよごれていました。排水口から出てくる、とってもきたない水のせいで、川全体がよごれてしまいます。そこで、私は、川をよごしたくなかったので、夏休みに、「私達にできる事」を考え、実行しました。私が思いついたのは、廃油をキャンドルにつくりかえることでした。こうすれば、廃油を流さずにすむし、キャンドルをつけ、電気を消してすごすひとときもすごくエコ!まさに、Wエコキャンドルなのです!けれど、廃油だと、色もにおいも良くありません。でも・・・色は、クレヨンをきざんで入れることで鮮やかになります。それににおいも、バニラエッセンスや香水などを入れると、良くなります。これで、問題は解決です。
このように、廃油のリサイクル(リユース)したキャンドルを誕生日やクリスマスなどの時に使えば、より、盛り上がると思います。それに、キャンドルのあかりは、とても落ちつきます。
このことを、私達のクラスでは、英語で紙芝居などにして、大和川河川事務所の方、大阪府土木事務所の方など、三十一名の方々をご招待し、発表もしました。三十一名の方に アピールすることができて、私達の活動が、少し広まったと思います。
今までもしてきたように、これからも、エコライフにチャレンジしたいです。そして、自分だけでなく、私のまわりの人にも、エコを心がけてもらえれば、さらにストップ温暖化の役に立てると思います。
Think globally.
Act locally.
これが私達のエコメッセージです。三月二日、大和川クリーン作戦で、多くの市民の方々に森・川・海のつながりを発表して、橋本知事から「川を守り隊」に任命されました。私達は、ふるさとの川を守ろうと誓いました。
2008年 地球こどもクラブ賞(小学生部門)
大阪府 小学校6年 吉村 知紗