2008年度環境大臣賞(小学生部門)〜ぼくの出来る事

ぼく達の地球を守るためにはどうしたらいいのかと考えました。でも、考えつく事はフロンガスで大気層に大きくあいた穴だったり、美しい海岸に流れ着く大量のゴミの事でした。そんな大きな問題は、とうていぼくには解決出来る訳がありません。ぼくが出来る事はほんの小さな事なのです。

うちでは、ゴミの分別をがんばっています。しかし、ここでぼくが不思議に思う事は、最近ではどんな物でもリサイクルマークがついていますが、マークがついているだけでリサイクルとして出せない物がたくさんある事に気がつきました。プラモデルを作った後の骨のようなプラスチックも、小さなアメの袋にも、ビニールに入った郵便の袋にだってリサイクルマークはついているし、シャンプーや調味料の詰め替えの袋にもマークはついています。しかし、ぼくが住んでいる市では、残念ですがリサイクルゴミとして収集している物は限られています。もちろん他の地域では細かくリサイクル出来る施設があるのかもしれません。しかし、どうだこれもリサイクル出来るんだぞ!!と、ついているマークを見ながら、つければ後は知らないよと、言われているようで悲しくなります。ぼくが出来る小さな事をもっとふやせるような社会になってほしいです。

もちろん、それだけでなく最初はお母さんが、お風呂は間をあけずぱっぱと入りなさい、電気はこまめに消しなさい。ノートは最後まで使いなさい、ゴミのリサイクル紙はこっち、アルミ缶はあっちなんて、いちいち言われてめんどくさいなぁと思っていました。でも、ゴミの分別は身についてくると、だんだん楽しくさえなってくるのです。ぼくの出来る小さな事は、やっていて本当に地球を守る事になるのか不安ですが、その小さな事をやる事が未来へつながる大切な事なんだよと、お母さんは小さくなったえんぴつをながめて、「木工用ボンドでくっつけてみる?」と、笑いながら言っています。

自分の出来るほんの小さな事が、大きな力へと目に見えるかたちでつながり、地球が元気になっていってくれれば良いなと思って、これからもがんばっていきたいと思います。

2008年 環境大臣賞(小学生部門)
東京都 小学校6年 八木 巧