いったい食べるか、それとも食べないか。
僕は聞いています。あなたも聞いています。すべての人々も聞いています。
この質問の前に多くの人々は財布からお金を出して食べると答えました。
彼らの選択があったこそ、この問題が続いていくのです。この問題の続きこそ彼らは更に選択しつづけていく気持ちを強くさせられたのです。
人間は自分達の食欲の欲望を満足させるために天上に上がれば地下に潜り込むことをいとわなく法律規則があるにもかかわらず地球の安危を顧みなく、残忍すればするほど楽しく食べます。数千数万種の野生動物は、この終わりもない人間の食いのために絶滅に瀕し、地球上に姿さえ消えてしまうようになりました。
サルの脳みそは、人間の食卓に上がるご馳走になりました。だが、この脳みそがどのように作られたか、ご存知ですか。サルを掴まった人たちはチェーンでサルを木に縛って、大きなハンマでまだ活きていて暴れているサルの頭を叩き割ります。そして頭蓋骨から砕いた骨を除いて脳みそを取り出し、料理をして高く売るのです。
フカヒレは、宴会に賓客をもてなすにはなくてはならない海の幸ですが。しかしその素材の作り方は更なる残忍なのです。あの人たちは船に乗ってサメがよく出入れのところへ行って網を撒いて待ちます。暫くしてから数匹のサメを掴めることになります。すると、彼らは大きな鋏でサメの鰭を切ります。そして鰭が切られたサメをそのまま海に捨ててしまいます。浮き袋がないサメは鰭がなくなると海の底に沈んでしまい、海の底でみすみすと餓死してしまうか、他の生物に食われてしまいます。
中華チョーザメという(中国)国家級保護動物さえこの災厄を免れないのです。あの密猟の人たちは網の縄にたくさんの釣針をつけます。中華チョーザメが一旦この網に当たったらそれらの釣針に引っ掛かれてしまいます。力強い中華チョーザメが暴れば暴れるほど釣針が深く引っ掛かれて行くようです。結局罷業の死をとげてしまいます。
しかし、人間はまだ止めずに食べて食べて食べ続いています。
彼らには分かっているはずです。このように食べ続いていくと地球は絶滅になる恐れがあることを誰かに教われたはずです。おそらく彼らはまだ分かっていないでしょう。若しくは彼らは自分が死ぬ前に地球上にある最後の動物と植物を食いたいと思うでしょう。
いったい、食べるべきか、食べないかと聞きましょう。
終わり
2006年 特別賞(中学生部門)
中国 中学校1年 ドン イーフェン